Column

ペヤングソースやきそば


日本人は麺類が好きな国民ですが、僕ももちろんご多分に漏れず、世の中の食べ物が全て麺状になっていても良いのでは?と思うくらい大の麺好きです。麺状になった牛肉に、焼肉のたれをそばつゆ代わりに浸けながらすすってみたい衝動にかられることが年に二、三度あるくらい麺好きです。
ラーメンを食べた後のスープにライスを入れて「ラーメンライス」と称して食べている方もいらっしゃるそうですが、僕に言わせればその前に食べた麺に失礼な話です。さっきまで麺で楽しんでたのに、結局最後にライスを入れて「いやーやっぱりシメはご飯だわ」なんて。だったら最初からご飯を食べればいいのに。
世の中に幾多の麺類の中でも、僕が今までの人生で一番食べた麺類がペヤングソースやきそば。おそらく今まで余裕で500個以上は食べてます。高校生の時は1食3個で3食全部ペヤングだった頃もありました。1日9個か。若いというだけでは済まされない単なるアホですが、まあそのくらい好きだったんです。ウワサによると関西圏にはペヤングが売っていないとか。それってマジすか?隠れた国民食だと思っていたのに。
食べる度にいつも「カップやきそばって一度も焼いてないよなあ」と不思議に思っていたので、昨日ペヤングを買って来て熱湯に3分浸した後にフライパンで炒めてみました。ジャンクフードってなぜか、ひと手間かけると美味しくなるので・・・と思いきや、あれ?意外に全然変わらないわ。て言うか、そんな手間かけるなら普通の焼きそば作った方が早い、と気づいたのは食べ終わった直後でした。

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