Column

マカロニほうれん荘


ほんの時々、7〜8年に1度くらいの割合で「奇跡的なリズム感を持ったギャグマンガ」が登場している、と皆さんは思ったことがありませんか?僕的には「コージ苑」→「稲中卓球部」→「えの素」→「ブッチュくん」・・・僕の頭の構造が想像できるラインナップで多少恥ずかしさを覚えますが、、、え?その前にそれらのマンガを知らない?まあいいじゃない。僕が年齢的に「お兄さん」だってことで(汗)。とにかくリズム感と「イッちゃった」感が高いギャグマンガは大好きみたいです。これらのギャグマンガを僕は「トライバルギャグマンガ」と呼んでます(嘘)。
では「コージ苑」のひとつ手前は・・・?それはもう当然「マカロニほうれん荘」でしょう。僕が幼稚園の時に連載していたことをうっすらと覚えているくらいでしたが、その後単行本を全巻買ってくまなく読み倒しました。
圧倒的なリズム感とスピード感、個性的なキャラ(特にきんどーさんが最高)、勢いと狂気で笑いを引き出すパワー。そして、寺沢武一とタメ張るほどアメリカナイズされた絵の上手さ。当時の洋楽(主にロック)や香港映画のカットを大胆に構図に取り入れたり、とにかく抜群のセンスで読み手を異空間に引きずり込みます。
僕はかなりこのマンガに影響受けたなあ。そこら辺のミュージシャンなんかよりよっぽど音楽的。僕の音楽聴きながら読むとリズムがピッタリだと思いますよ。それくらい影響受けてるからね。僕の音楽のルーツは?って訊かれたら「マカロニほうれん荘です」って答えたいくらい。でもそんな答え方したら「この人頭おかしい」と思われるので止めてます。
そう言えば最近は圧倒的リズム感のギャグマンガが無いですね。ペース的にはそろそろ強烈なモノが出てきそうな気がしますが。出てこなかったら僕が書きましょうか?自分が主役で。

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