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【ライヴレポート】プレミアムワンマンライヴ@白金「テラッツァ白金 ビストロ&ボッテガ」


7月にスタートした中塚武のプレミアムワンマンツアー。その第5弾となるライヴが白金のレストラン「テラッツァ白金 ビストロ&ボッテガ」で開催された。

クリスマスムードに包まれる12月。プラチナ通りにもイルミネーションが灯されていた。
店自慢のイタリアンブッフェとワインを楽しみながら開演を待ちわびる観客の前に現れたのは、石垣健太郎(ギター)、石川周之介(サックス&フルート)、そして中塚と、おなじみのメンバー。石垣はサンタクロースを思わせるような真っ赤なシャツを着て登場して会場を沸かせた。


オープニングからいきなり「恋人がサンタクロース」のカバーでスタートし、会場は一気にパーティムードに。
今回は、中塚の粋な計らいで、満員の観客全員に“鈴”がプレゼントされるサプライズがあり、続く「Your Voice」では観客も鈴を手に手に演奏に参加。
会場が一体となって作り上げていくような感覚はまさにライヴならではの醍醐味。シャンシャンと心地いいリズムを刻む総勢50個の鈴の音がなんとも温かく、会場はハッピーな空気に包まれていく。


その後も、ルーパーを駆使した「トキノキセキ」「冷たい情熱」、中塚自身が歌詞への思いを語り情感こめて歌い上げた「月を見上げてた」など、次々とオリジナルナンバーを披露。ほんのり甘い中塚の歌声が会場を魅了した。

「It’s Your World」で1stステージを終え、デザートタイムの休憩をはさんで2ndステージへと突入する。


2nd.ステージのスタートは「TAKESHI LAB」で無料配信中のナンバー、クリスマスソングのスタンダード「I Saw Mommy Kissing Santa Claus」をトリオヴァージョンで披露。
このラヴリーなクリスマスソングは、無料配信とはまったく別アレンジのバージョンで今回の“おみやCD”に収録され、観客にとっては最高に嬉しいクリスマスギフトとなった。

その後はいよいよプレミアムワンマン恒例「リクエストコーナー」を展開。
毎回予想だにしない曲が飛び出し、観客はもちろん中塚自身やバンドメンバーにもドキドキの時間なのだが、今回も意外なリクエストが次々と演奏された。


1曲目に引き当てたのは、なんと「関白宣言」。そう、さだまさしのあの名曲。会場からは思わず笑いがこぼれる。
クリスマスの白金のイタリアンレストランで「関白宣言」という、ある意味非常にレアなシチュエーションであったが、アコースティックギターの音色と中塚の語りかけるようなやさしい歌声で、歌詞がぐっと胸に響く。会場からはすすり泣く声も漏れていた。


次に石垣が引き当てたリクエスト曲は、エルトン・ジョン「Step Into Christmas」。ノリの良いクリスマスソングに、観客も大勢の鈴でリズムを刻みながら応え、賑やかに歌い上げていく。

そして、ライヴで演奏するのは初という中塚のオリジナル「Calling Your Name」へと続き、リクエストのラストは、まさかのMisia「Everything」まで飛び出すというサプライズの連続。
オリジナルよりややアップテンポにアレンジされた「Everything」は、まるで中塚の持ち歌かのように馴染み、心地よく聴かせてくれる。歌詞を完璧に身体に染みこませて歌い上げた中塚に大きな拍手が沸き起こった。

そして続けざまに、観客全員による鈴の大合奏で「Make Her Mine」を演奏。この夜最高の盛り上がりのうちにライヴ本編を終えた。


アンコールでは、リクエストボックスから中塚のオリジナル曲「The Sweetest Time」を引き当てる。原曲はヴォーカルに岡田響子をフィーチャーしていたが、今回初めて中塚の歌声で披露し、白金のクリスマスを彩りながらプレミアムワンマンライヴを締めくくった。

今回演奏されなかったリクエスト曲にはまだまだ意外な楽曲が多数あったようで、「演奏できなかった曲もいつかやりたいね」という言葉を残した中塚。
東京タワー内で行われる来年1月のプレミアムワンマン、そして2月のバレンタインスペシャルライヴも大いに期待したい。

(text by 川崎圭子 / photos by 菊池陽一郎)

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