Column

表情豊かな男

先日、名古屋のApple Store Sakaeにて、ライブをおこなってきました。
中塚武のライブパフォーマンスといえば、オルガン、サンプラー、DJ、などを思い浮かべる人が多いと思いますが、真骨頂は何と言っても「顔」!
困った顔、情けない顔、残念そうな顔、なんでそんな表情が演奏中に出てくるのかは謎ですが、この名人級の「顔芸」に注目すると、彼のライブをいっそう楽しむことが出来るのです。
当日も彼の顔芸が炸裂し、1階から観ていたコギャル二人組が大笑いしながら踊っていましたよ。
「あんな面白い顔は見た事がない。」「すごかった。顔が。」
ちゃんと演奏も聴いていてくれたのか心配になるほど、彼の顔芸に対する評価は高いのです。

顔の表情筋をたくましく発達させた中塚武ですが、おかげで彼の表情からは簡単に現在の彼の気分を読み取ることができ、スタッフの我々にとっても相当便利。
「今怒ってるみたいだから近づかない方がいい」とか「笑ってるけどなんか怒ってる」とか「普通にしゃべってるけど相当怒ってる」とか、火災報知器のように我々に危険を知らせてくれます。
しかし怒っているときよりもむしろ、本気で喜んでいるときの方が危険度は高く、嬉しそうに延々長話を続け、最後までつきあわされます。
中塚武が相当嬉しそうに近づいてきたとき、あなたはこれから先の予定を全部キャンセルするつもりでつきあってあげて下さい。

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