2006年09月02日 土曜日
006 Lily Allen / Alright, Still

今年の夏も相当暑かったですね。ここ2〜3年は猛暑が続いていて、日本もそろそろ亜熱帯気候づいてきたなあと、しみじみ地球温暖化を体感していました。
僕は夏の暑さが大好きなので、朝起きて太陽がカンカン照りだと「何かしなきゃ何かしなきゃ」と落ち着かなくなります。この太陽光線を無駄にしないように外出しなきゃ、とか、公園で体操とかした方がいいのかな、とか、プールとか行っちゃって夏を満喫しちゃおうかな、とか。とにかく色々なことをクーラーの効いた部屋の中で結局は夕方まで考えちゃったりして。地球温暖化に一役買っちゃってるなあ。
そんな涼しい部屋の中から太陽の光を見つつ、「なんちゃって」な夏を感じつつ、結局インドアな夏を過ごしつつ、よく聴いていたのはこのLily Allen。何だかトゲがあるようで無い「なんちゃって」感がちょうど僕の夏の過ごし方とリンクしたりして。歌からオケまで全部自分で作っちゃうあたりのインドア加減も共感できるし。
今年の夏はレコーディング三昧だったので、来年こそは夏前にレコーディングを終わらせて、バーチャルではない夏を満喫したい!・・・ってもう来年の夏の話をしちゃってるわ。
投稿者 中塚武 : 20:13
2006年02月10日 金曜日
005 Daniel Powter / Daniel Powter

最近は他のアーティストの音楽を聴くよりも、サンプリングCDのドラムの音ばかりを聴いている僕ですが、さすがに2〜3時間ぶっ通して「ドン、ドゥン、パスッ!」なんてドラムの音ばかり聴いていると、耳よりも先に頭が参ってくるんですね。真っ白になって何も考えられなくなってくる感じでしょうか。意外にも座禅のような効果すらあるんです。ヘッドホンでドラムの音を聴きながら目をつむり、なぜか自分自身を見つめ直したりして。はたから見たらちょっとコワい画です。
で、そんな感じで思いを巡らせると、マジで昔の自分に意識が帰って行くんです。自分が幼い頃に好きだった音楽、中高生の頃に好きだった音楽、大学時代によく聴いていた音楽の記憶が次々と、それこそ溢れるように出てくるんですね。僕のようなお粗末な脳の中にもこれだけ深層記憶があるんだなあ、とビックリするくらい思い出しちゃって。好きだったアニメの主題歌とかも完璧に歌えたりしてね。あんまり高級そうな音楽とかは聴いてこなかったことも痛感したりして。
このDaniel Powterも(ジャケ大・大好き。曲とアレンジも最高)今年初めによく聴いていたのですが、これも数年後には「あの頃あんな曲聴いていたなあ」なんて思い出すんでしょうね。僕の曲も聴いた人にとってそういうさりげない存在になればいいなあ、なんて思いながら、今朝もこれからサンプリングCDを聴きつつ曲を作ります。
投稿者 中塚武 : 09:07
2005年12月05日 月曜日
004 Raul Midon / State Of Mind

John Legendとともに間違いなく今年一番聴いたアルバム。全曲最高。もう何度聴いたことか。。。
歌とギターの超絶技巧っぷりも確かに凄いけれど、それだけでは単なるサーカス芸なのでそこに僕はあまり興味が無い。技術大国ニッポンでは、人を感心させたいのか感動させたいのかよく分からない技巧派ミュージシャンをよく見かけるからね。
でも彼は違う。まず作品としての曲が素晴らしい。メロディもコードの紡ぎ方も丁寧で誠実。そして何より歌が良い。上手いとかそういう問題ではなくて、自分の歌でしか表現できない事を伝えようとしている。それが曲からひしひしと伝わってくる。ジャンルにも流行にも話題にも頼る必要がない、唯一自分の音楽だけを信用している、っていう思いが刺さってくる。ものすごく共感します。歌詞はYAZAWAみたいだけどね(笑)。
僕が思うに、彼の卓越した技術は、単に彼自身が自分の作った音楽を伝えたかったから身につけたんだと思う。「練習のための練習」「上手くなるためだけの練習」に終始している多くの人にはぜひ見習って欲しい姿勢だよなあ。
レコーディングが詰まっていて秋のライブには行けなかったけれど、ライブを観た人から多く聞いたのが「人間業とは思えないくらい上手い」みたいな感想ばかりだったのが残念。そんなものが観たいならボリショイサーカスにでも行けば良いのに。1月の再来日はぜひこの目この耳で観ようっと。
投稿者 中塚武 : 19:01
2005年11月20日 日曜日
003 Steph Pockets / Flowers

偉大だったり有名だったりする親の子供って僕には分からないような苦労があるんだろうなあ、なんて、この前深夜番組見ててふと思いました。
日本で一番エライ人の息子ってだけで深夜のトーク番組を任されたりして、これはこれで自分自身の能力以上のものを期待されてしまったりする訳で、ゲストの人からも「お父様によろしく」なんて言われて「あれ?自分はスルー?」みたいなシチュエーションもたくさんあるだろうし。自分の力だけで成し遂げたはずの事も「やっぱり血は争えないねえ」なんて見られたりして、結局のところ等身大に判断されることがなかなか難しいだろうなあ。
このSteph Pocketsも、小さい頃からそんな周囲の声やプレッシャーを受けまくって音楽を作っているに違いない。なのにそんなプレッシャーを全く感じさせない強靱なsoul musicを作っていて大好き。音楽の良さにそんな下らない話題性は不要なんだよね。しかも2ndはきっちり横顔ジャケ。
2世ミュージシャンのすごい部分は「血筋」や「恵まれた環境」なんかではなくて「普通の人では考えられないプレッシャーへの耐性」なんじゃないかな。「横浜の下町の惣菜屋の次男坊」という、音楽をやるにあたって全くノンプレッシャーでいられる僕はなんて幸せ者なのでしょう。
投稿者 中塚武 : 16:04
2005年09月07日 水曜日
002 John Legend / Get Lifted

「黒人横顔ジャケの法則」シリーズ第2弾は、やっぱり蟹江ウエスト氏プロデュースのCD。これも今年の初めによく聴いたなあ。
海外のストリーミングでKanyeとのジョイントライブを観て衝撃を受けて、後でLauryn Hillのバックでピアノ弾いてた事を知って2度ビックリ(そう言えば彼女のunplugged盤も横顔ジャケだな)。
いざCDを聴いてみたら、僕の大好きな最近の黒人音楽のback to melody傾向が非常に強くて3度ビックリ。
そしてジャケットのものすごい横顔っぷりに4度ビックリ。
ルックスが良い点も買われたのか、今GAPのCMにも出てますね。GAPのCMシリーズはこれまた僕の大フェイバリットなので、ここで5度目のビックリ。まさにビックリ5つ星のアルバム。中でも「Ordinary People」が最高。この曲の12inchのジャケは正面顔だけどイカしてます。
今年のGWに来日していたのですごくライブ行きたかったんだけれど、レコーディングが入ってしまっていて残念ながら行けませんでした。今度来る時にはとんでもなくビッグなアーティストになってるんだろうな。何せ源氏名にLegendなんて付けるくらいだから。僕もそういう派手な芸名でもつけて笑われてみようかな。
投稿者 中塚武 : 01:34
2005年08月20日 土曜日
001 Common / Be
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鼻タレ時分の小さい頃から、ジャケットが黒人の横顔のCDを見つけると、試聴もせずにそのままジャケ買いしてしまうという悪いクセがありまして。近頃はインターネットで買い物が出来る便利な時代になったので、さらにジャケ買いが止まらなくて仕方ありません。しかも大抵ハズレが無いので、僕の中ではすでに「黒人の横顔ジャケCDは中身が良い」という強固な理論が確立されてます。僕もLaughin'ジャケで顔を黒く塗って横向こうかなと思いましたが、ラッツ&スターの新作と思われるのが関の山なのでやめました。
Kanye Westはまさにその法則を知ってやがりまして、自分名義のCDは訳の分からない被りモノを被っているくせに、いざ他のアーティストをプロデュースする時は「横顔でも撮っておけ」とスタッフに言っているに違いありません。
という訳で僕が好きな「黒人横顔ジャケの法則」シリーズ、1枚目はCommon『Be』。タイトルが「Be」だけあって、まさに原点回帰。前作では時代の要請もあって細か過ぎる打ち込みやギミックばかりだったけれど、今回はバッチリsoul & Hip Hop。特に1曲目「intro」は本当にヤバい。Laughin'作ってる時に一番よく聴いてたアルバムかも。
投稿者 中塚武 : 00:00