Column

4/21 GROOVY SAUCE

毎回すこぶる盛り上がる中塚武主宰のパーティー「GROOVY SAUCE」がLA FABRIQUEにて今月も開催されました !

4月のはずなのに、思わず身震いしてしまうような気温の当日でしたが、会場は完全に熱帯雨林。
VJ GUNによる色鮮やかな豊かな映像で彩られ、パーティーがスタート。序盤からレジデントDJ陣(大西陽介・岩谷茂・藤澤志保)のトリオがいきなりキラーチューンを連発し、一気にフロアは温度上昇。今月から初参加の中田ヤスタカ(capsule)の最高にキラキラなハウスビートでフロアはすでに飽和状態 !

そして、熱気で蒸し風呂状態の会場に本日のゲストDJ、Ram Rider登場 ! 「キャー!ウワー!ヤベー!ラム様ー!」 という心の中で叫ぶファンの声が聞こえるかのような存在感で、Ram Riderワールドを展開。エレクトロハウス、テックハウスという展開で会場を怒濤の渦に巻き込みまくります!
そしてなんと、本日のもうお一人のゲストDJ(なんて豪華な!!)、伊藤陽一郎(akakage)の登場! もはや職人芸的な腕前でフロアを大気圏突入の勢いで加速。矢継ぎ早にトラックを繋ぎながら彼の指先から繰り出されるフィルターワークがこれまたたまらない!! 会場がヒートアップするのと一緒にどんどん薄着になる伊藤さんがこれまたストリップを見てるかのようにセクシー。思わず抱かれたいと思ってしまった女性はたくさんいたでしょう。(私もその中の一人)

さあさあ出ました、当パーティーのホスト役、そしてアップリフティング番長、中塚武の登場! ファンがブース前を占領。確実にウィダーインゼリー10秒チャージが必要なお客さんを休ませない渾身のDJ! ハウスを中心にもうクラブではクラシックとなった名曲「Love Wing」でフロアは大爆発!!! こうなったら中塚武もお客さんももうそれは止まりません、止まれません。DJ中の中塚武のパフォーマンスはこれまた見てる人を飽きさせない。さすがエンターテイメントの帝王。「私、ここで死んでもいい」あまりの楽しさにふと頭をよぎってしまった人多数。(私もその中の一人)

イベントも深い時間となってきましたが「GROOVY SAUCE」は上がったままさがりません(笑) レジデントDJ陣chaki、那須野彰洋の上がりっぱなしの選曲にお客さんは昇天寸前!
そんなアッパーな選曲をしているところへ、おや、中塚武、伊藤陽一郎(akakage)、Ram Riderがブースへ集結。何が始まるの? と思いきや、な、な、なんとDJバトル!!!
しかも、なんとレベルの高いDJバトル! ピエールマルコリーニのパフェを食べて、「幸せー」と恍惚の表情を見せる時のような至福で贅沢な時間。なんて盛りだくさんなイベントなのでしょう。。ためいきが出てしまいますわ。。。
そんなドーパミンでっぱなしの状態でしたが、中塚武のMCではっと我にかえる。

「また来月5/19に会いましょうー!」

そう、来月は、レジデントDJ陣参加のアナログコンピレーション「GROOVY SAUCE COLLECTION’06SSの発売を祝したリリースパーティなのです!!
何と今回は中塚武の新曲も収録(!)の全6曲。発売は5/12なのでぜひご購入のほどを!
今宵もフルコース堪能でご満悦のイベントとなりました。満員御礼にて来てくれた皆様本当にありがとうございます!
次回は5月19日(金)、場所は同じく渋谷LA FABRIQUEにて。
リリースパーティですので、DJ陣気合入りまくりです。ご期待あれ!!!

さあ今日も踊りまくり飲みまくり!

ラム様のDJ姿ですわん。

この夜ならではの超豪華な3ショット!何とも嬉しそうなタケシ君。

まさに「Mr.ダンディー」akakage伊藤陽一郎さん。

フロア大爆発!!この状態が朝まで続いてました。

フロア前にオーディエンス殺到。「萌え」外人まで殺到。

何と朝には3人のDJバトルが!最高峰の技術の闘いは凄まじかった…。

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Sound of Music


僕は映画やミュージカルのサウンドトラックが大好きで、サントラの仕事依頼が来るとそりゃもう大喜びする訳です。そんな僕が「サウンドトラックのベストを挙げろ」と言われたら迷わずこの「Sound of Music」と即答します。
もちろんストーリーも大変良いのですが、この映画の主役は主演のJulie Andrewsでも子供たちでもアルプスの山々の景色でもなく、何と言っても音楽。僕はオペラやミュージカルそのものも大好きなのですが、やはり元がミュージカルの名作なだけに「映像を肴に音楽を聴く」という味わい。
これまた凄いのが、この一本の映画から何曲も世界のスタンダード曲が生まれている点。一本の映画から1曲スタンダード曲が生まれたら大成功のはずなのに、この映画からは何曲も生まれてしまっているから「Sound of Musicのテーマ」と言われても、どの曲を指しているのか分からないほど。こんなこと「カルメン」以来じゃないかな。
もちろん佳き映画黄金時代に制作されたというタイミングもあるとは思いますが、そんなタイミングの良さも名作の条件。「現在のロックの原型はすべてビートルズに行き着く」という人がいますが、現在の映画/ミュージカル音楽の原型はすべてSound of Musicに行き着くと思ってます。Rodgers & Hammersteinコンビが最後に残した大傑作スコアですね。
数年前からこのスコアを血眼になって探しているのですが、なかなか手に入れられないんですよね。スコアがあればいつでもどこでもあの素晴らしい音楽世界にどっぷり浸れるのになあ。
ちなみにオーストリア人の友達は「この映画のせいでオーストリア人が田舎者だと世界中に思われてしまった」と怒ってました。あはは。

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