Column

6/23出演者紹介(15)【中塚武バンド】

出演者紹介もいよいよ最後になりました。

僕のライヴの中核となる3人をご紹介したいと思います。
彼らの存在こそが、現在の中塚武のサウンドを強固に支えてくれています。
僕にとって何者にも代え難い大切な3人です。



【ベース:石垣健太郎】
QYPTHONEメンバーであり、僕の音楽的な盟友。僕の音楽制作には欠かせない重要人物です。
大学時代の音楽サークルの大先輩であった彼との付き合いも、もうかれこれ20年の付き合いになります。
ベースはもちろん、ギター、キーボード、プログラミングと何でもこなしてしまう才能あふれる彼は、今年発売の『Lyrics』や『Big Band Back Beat』でも共同プロデュースしてくれています。
最近は、彼の行きつけの美容室のFacebookアカウントに毎回アップされるクール()でヒップ()なキメ姿の写真が、仲間うちで密かなブームになっています。

【サックス:石川周之介】
僕がソロでライヴを始めるようになってからずっとお手伝いしてくれている周さん。
ライヴはもちろんレコーディング現場でも数多くお世話になっています。
アメリカとオランダ仕込みの日本人離れした演奏は流石の一言。
演奏だけでなくルックスも完全に日本人離れしていますが、内面は日本人の持つ細やかさと優しさに溢れていて、演奏家としてもひとりの人間としても尊敬しています。

【ドラム:鈴木郁】
ライヴでの打ち込み同期演奏をやめて完全な生演奏にしよう、と決めたのが昨年初めのこと。
バンド「RF」のドラマーであるカオルさんにお手伝いをお願いしたのもその頃でした。
彼の圧倒的なグルーヴとフレージングは毎回、会場をあっと言う間に「カオル色」一色に染め上げます。
僕はいつも彼との演奏の中で、音楽家として大切なものを感じることができていて、本当に有意義で幸せな時間を彼から与えてもらっています。



以上、2週間に渡って出演者をご紹介してきました。

ひとりひとりの紹介文を書いている最中に、僕がどれだけ多くの人たちの力に支えられてここまで音楽を続けてこられたのか、心の奥底から何度も再確認できました。

音楽は作る側だけでなく、聴いてくれる人がいるからこそ初めて「音楽」として成り立つのだと、音楽家としての根本を見つめ直すことができました。

中塚武の音楽に接してくれるすべての方々に、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
明日の渋谷O-WESTでは、10年間の恩返しと思って演奏に臨みます。

では、明日お会いしましょう!!

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