Column

<音楽家の生涯>

妥協せずに仕事をするばかりに、
周囲との軋轢のせいで大きな成功もなく、

有力者の金魚の糞にならないばかりに、
可愛げがないと評されて大した抜擢もなく、

仕事に没頭し異業種との接点を持たないばかりに、
社会に大きなインパクトを与えることもなく、

不遇のうちに死ねば、
まもなく自分の名前も作品とともに忘れ去られていく。

妥協しない人生も悪くない。

  1.  
    私のイチバンすきな詩が、
    宮澤賢治さんの
    【雨ニモマケズ】です。

    こちらから
    それに通ずる精神を汲み取る事が出来、
    たいへん嬉しく想いました。

    • NAKATSUKA TAKESHI

      viviaさん:
      宮澤賢治の無欲な部分を凝縮したような詩ですよね。

      小学校の時の先生が、
      「あの詩が素晴らしいのは、書いた本人がまさに詩の内容どおりの人間だったからだ」
      とおっしゃっていました。

      言うことや書くことと行動が一致している人間は、いつの時代でも美しく生きることができると信じています。

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