Column

ブルース・リー


僕は小さい頃からブルース・リーが大好きでしてね。あまりに小さい頃から好きだったので、漢字がうっすらと読めるようになる小学2年生くらいまでは「ブルー・スリー」だと勘違いしていて、「何でルパンは3世なのにブルーはスリーと呼ぶのだろう?」と悩んでいたほどです。「ブルース」のはずの略称を「ブルー」と呼んでいたマニアは僕くらいでしょう。
ブルース・リー出演の映画も、香港帰国後時代はもちろん、子役時代やアメリカ時代のテストフィルムばかりか、数多くのそっくりさん映画までも観ました。おそらく「カルトQ」ブルースリー編があれば結構イイトコまで行くんじゃない?なんて自惚れて痛い目を見るタイプのエセマニアを自負しています。
小学校のクラスの友達が僕の家に来て遊んでいる時も、真冬だというのにわざわざ上半身を脱いで黒いスウェットを履いたりして、友達を横目に一人で「燃えよドラゴン」スタイルで遊んでたりしてね。かなり頭悪いです。ヌンチャクだけは驚くほど上達しましたが。
そのままのカッコで普通に遊んでたら母親が帰って来て、一人トップレスで友達とこたつで温まっている僕の姿を見て、何を勘違いしたのか後で呼び出されてね。「あんまり変な遊びをしてはいけません」と真顔で諭されちゃったりして。どんな恥ずかしい勘違いをされたのでしょうか。どうやら母親はどちらかと言うと「萌えよドラゴン」ごっこだと思ったらしいです。それ以来ブルースリーごっこは死亡遊戯スタイルに変えました。といっても単に黄色Tシャツ着ただけですが。

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