Discography

laughin

Laughin’

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  1. Magic Colors
  2. Love Wing
  3. Hooray, La La -interlude-
  4. Melody Fair
  5. Stay
  6. 愛のうた
  7. What’s Your Name? -interlude-
  8. 素顔のままで
  9. Beauty In A Beast
  10. Friend

2005.08.24 Release
VICL-61717
¥1,575(税込)
Victor Entertainment

音楽に「笑い」は必要か?
その問いに自信を持って「必要じゃあーりませんか」と答える、2作目に挑戦、空前の注目度を誇る横浜が生んだ音楽界のお笑い芸人、中塚武だ!
1曲目、怒濤の極彩色ポップ、『Magic Colors』(資生堂ピエヌCMソング)でつかみはOK。ハウス、テクノ、エレクトロ、ソウル、ジャズ、HIP HOPを咀嚼したタフなビートを基調にしながら、彼持ち前の一流ギャグ、もとい音楽センスを余すところ無く披露した、「カラフル」「キャッチー」「最先端」を見事に結びつけた三題噺、聴いた人みんなを元気づけ、確実にニッコリ笑わせる、おあとがよろしい1枚ざんす!
スピーディーで饒舌でド派手な展開、聴いたこともないような革命的な音の連続に、「どないなっとんねん」と思わずスピーカーに向かってツッコミを入れたくなってしまいます。しかし決してド派手なだけでは終わらない、優しさと愛に溢れた極上の時間を提供してくれるのが、稀代のサウンドクリエイター中塚武、一流の証なのです。
1作目で喜んだ(JOY)男が、2作目で笑う(Laughin’)、さあ、これから彼は一体どんな愉快なご面相を見せてくれるのでしょうか?
 
●Magic Colors
’05年春 資生堂PN(ピエヌ)CMソングとしてオンエアと同時に問い合わせ殺到。ポップ・エレガント・キュート、3拍子揃った本アルバム最重要コンセプトミュージック。世界中のクラブシーンを席巻しているDaft Punkなどのエレクトロ・ハウスに、中塚の持ち味であるアコースティック感を加えて洗練されたサウンドは、まさに2005年の最先端DISCO MUSIC。クラブシーンだけでなくドライブデートやホーム・リスニングまででも華やかに彩る、まさに音の「Magic」。
 
●Love Wing
リリース前から既に数々のダンスフロアを熱狂させ、アナログ先行リリースのオファーが殺到したスーパー・キラーチューン。超アッパーなトラックにMelodie Sextonのパンチの効いたヴォーカルが絡む、日本人離れしたサウンド・メイキング・センス。中塚武必殺の1億人対応ダンスミュージックはクラブを超えてこの曲によってついにお茶の間にまで浸透。ここにまた一つ、名曲が誕生。
 
●Hooray, La La
中塚武の最新型HIP HOPチューン。ミドル・スクール・マナーのドラムループにアーシーなヴォーカル、生のホーンセクションとコーラスワーク。これもまた中塚武の真骨頂。先行アナログEPにも収録された本作は、HIP HOP DJのみならず、アンチHIP HOPリスナーをも巻き込んでゆくはず。
 
●Melody Fair
この夏、中塚武が贈る極上のラヴ・ソング。birdやOrange Pekoeを彷彿とさせるKyoko Okadaによるヴォーカルと、ジャズやボサ・ノヴァを未来型に昇華した最先端サウンド、そして切ないメロディーに乗せた中塚自らによる日本語詩の世界は、J-POP愛聴者のあなたの心にもきっと届くはず。陽だまりのカフェで、真夏の高原で、夏の終わりの海辺で、2005年の恋人たちの胸焦がすナンバー。
 
●Stay
誰もが踊らずにいられないゴスペル・ハウス。中塚武自身がプレイするGroovyなピアノハモンドオルガンに乗せて、dNessaのヴォーカルとゴスペルコーラスが炸裂。かつてブラックミュージックがこれほどまでに日本人の手によってポップに昇華されたサウンドがあったでしょうか? 中塚自身が愛してやまない黒人音楽へのオマージュがここに集約。
 
●愛のうた
中塚武が歌う、夏のラヴソング。カリプソ&ロックステディのリズムとそれを包み込むホーンセクション。これほどストレートに心に響くのは、中塚本人による真摯で切ない歌声の存在感によるもの。曲作りの原点に立つ姿勢に、飾らない真のオリジナリティを垣間見る。これもまた、中塚が紡ぎ出す一つのスタンダードナンバー。
 
●What’s Your Name
ブレイクビーツとヴォイス・サンプリングというHIP HOP的手法を使いながら、どうしてこんなに優しくあたたかい曲が生まれてしまうのでしょうか。リズミカルにコラージュされた可愛いらしい子供達の会話がまるで天使達の歌声のように心地よく響く、ミディアム・アコースティック・HIP HOP。
 
●素顔のままで
これまでも「Aguas de Agosto(ACUVUEコンタクトCM曲)」やCoco d’Or、clementine等のプロデュースワークで、ジャズ・ブラジリアンサウンドの先駆者でもある中塚武のJ-POPにおけるジャズブームに対する回答。fascinations渡辺雅美のビブラフォンをフィーチャーした上質なジャズ・ワルツを惜しみなく解体してジャズ・ミーツ・テクノに再構築。「精一杯生きる人たちへの応援歌」として中塚本人が書き上げた詞も必聴。
 
●Beauty in a beast
’04年秋 資生堂PN(ピエヌ)のCMソング。流麗なメロディにエッジの効いたエレキギターとアナログシンセが交錯し、2005年のエレクトロ・クラッシュ・シーンに一石を投じるグラムロック・チューン。最高のメイクとドレスアップでパーティーへ乗り込むオシャレな女の子に捧げたい。
 
●Friend
アルバムの最後に贈る、何も飾らない中塚武の私小説的な一曲。稀代のメロディメイカーとしての才能が遺憾なく発揮されたアコースティック・ソウル・ナンバーは、誰もが口ずさみたくなる天衣無縫でメロウなメロディーをシンプルなアレンジとともに中塚武が切なく歌い上げる。今、一番大切にしたいメッセージソング。